2006年08月27日

宇宙を読む

『宇宙を読む』を読んだよ。冥王星の取り扱いがニュースになっているけど…。

またまた、宇宙モノ。一般的な入門書と書いてあるけど、意外に内容は難しかったような。
「天からの文」を読む解くことを主眼においているので、電磁波の波長とか物理学的な話題も多いよ。だから、20世紀になって発見された天文学的話題も多いから、余計に難解なイメージがあるのかも。

そして、アッシの疑問。ビックバン以前はどんな世界だったのか?
本書によると、「現在、人類が手にしている物理の知識で遡れる時間は、宇宙最初の10の-43乗秒ぐらいまで」(プランク時間)とのこと。そして、プランク時間以前では、時空すら定義できなくなってしまうとか。そして、この時間では現代の物理学は破綻している状態だとか。ただ、逆に言うと、物理学さえあれば、宇宙の起源を知ることができるっていうことか〜。

冒頭の冥王星の話題。ニュースを見ると「惑星から格下げ」とかいう表現で報道されているけれども、違うと思う。
曖昧だった定義が確立しただけなんだから、それによって冥王星は矮小惑星(日本語での表現は未確定)というカテゴリに変更されたんだよ。
アッシ的にはすごくスッキリしたんだけれどもなぁ〜。
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star「地球に降り注ぐ電磁波は宇宙からの手紙である」(中谷宇吉郎 風)

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posted by りすじぃ at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 40自然科学

2006年08月19日

「関係の空気」「場の空気」

『「関係の空気」「場の空気」』を読んだよ。「空気」がテーマだったから予約までしたんだけれども…。

「関係の空気」と「場の空気」の違いもよく分かる。そして、それぞれの場合の話法の違いもよく分かる。でも、それが日本語の問題だと言われると…。どうも納得がいきかねる。

「関係の空気」は一対一の場合。だから、省略語や指示代名詞を多用しても話の内容が十分伝わる。ところがこの場合でも空気の窒息があると筆者。「場の空気」の場合は複数人数が相手だから、余計にそう。
そして、空気の窒息を解消するための提案がいくつか書かれている。例えば、「です、ます」調を使えばよいという。なんかこじつけのような気がするんだけどなぁ〜。

空気と日本語。さすがに筆者は目の付け所が違うなぁ〜って思わせたいのかもしれないけど、まったく別問題のような気がするけどなぁ〜。

「空気」に反応してしまったアッシが失敗でした〜。
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posted by りすじぃ at 09:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 80言語

2006年08月14日

博士の愛した数式

『博士の愛した数式』を読んだよ。珍しく純文学。

文学だから身構えてしまって、取り付くのに時間が掛かったけれども、読み始めると面白くてスイスイ読んだ感じ。

まずは、冒頭に出てくる博士の言葉が感動的。
「これを使えば、無限の数字にも、目に見えない数字にも、ちゃんとした身分を与えることができる」
とルートについて語る。すごいよね。数学が文学になるとこういう表現になるんだね。
こんな風に、数学を文学的に語る表現があちこちに。その度にアッシの感動は続くよ。

博士の過去をちょっとだけ知るシーンがあるんだけれども、それ以上は深く知ることができない。推理小説だったら謎解きがあるんだろうけど、純文学の小説はそこのところは自分で埋めなくてはならないだろうね。

そして、『世にも美しい数学入門』と合わせて読むと、なおいっそう楽しめます〜。

#アッシ的には博士とルートが中日ファンだったら、星五つ!!
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posted by りすじぃ at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 90文学

2006年08月12日

波のむこうのかくれ島

『波のむこうのかくれ島』を読んだよ。椎名誠の旅レポもの。

前回の『冒険にでよう』は外国旅レポだったけれども、今回は日本近海の孤島旅レポ。孤島と言っても、小笠原や対馬のようなメジャーな島もあるけど、中には当然無人島も。そして、北は天売島から南は水納島まで。

どこの島に行っても、まずは島内を巡回し、面白そうな場所、遊べそうな場所、キャンプの場合は宿泊場所を探す。そして、居心地のよい場所を見つけたら、まずはビール。もう、そのシーンを読んだだけで、アッシは萌え〜。

そして、シーナさんが必ず立ち寄る場所。地元の学校。どこも少人数の学校だけれども、どの子供も元気で明るいという。そして共通することは、中学を出ると島を離れなければならなくなること。将来、地元に戻ってくる割合はどのくらいなのだろうか…。

さて、そんな島旅。都会での生活に慣れている人々にとっては、半日もいれば飽きてしまうのは分かっているけど、それでも、やっぱりそんな島々の旅に出掛けてみた〜い。
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posted by りすじぃ at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 90文学

2006年08月10日

父親が教えるツルカメ算

『父親が教えるツルカメ算』を読んだよ。小学生は恐ろしい問題を解いているなぁ〜。

ツルカメ算、差集め算、ニュートン算、流水算、図形問題、分数と比の問題など、小学校で習う算数をテーマに、アッと驚く解き方を解説している本と思いきや…。
算数はあくまで手段であって、父親が子供にきちんと算数を教えることで、子育てをしてみようよというのが本書のテーマだよ。

その算数について、筆者の考えを引用。
算数というのは単なる計算の能力を試すものではなく、発想の転換によって不可能と思われた局面を切り開くという、人間にとってもっとも大切な能力を育てる学科だ。<中略>人生を生き抜く上で、「考える」ことは必要不可欠であり、この能力なしには、現代社会で生き抜くことが難しいということだ。
そうそう、「考える」ってことが大事だと思う。考えないヒトが多過ぎる。あ〜、これ、以前にどこかで書いたような気がする。何度も書くってことは痛感しているからなんだよね。

そして、ではどうして父親なのか?逆に言うと母親ではダメなのか?答えは本書を読んでもらったほうがいいと思う。ここで書くとアッシが世の中の母親に怒られそうだから。

で、アッシの場合。算数は好きではなかったけど、数学は好きだった〜。どこか言っていることに矛盾有り?
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starXと会う前に、鶴に出会いたかった。
star父親の復権
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2006年08月06日

天文台へ行こう

『天文台へ行こう』を読んだよ。宇宙モノが続く〜。

宇宙モノといっても、宇宙の話ではなくて、地上から宇宙を見る為のツールとしての天文台をいろいろな切り口から紹介している本だよ。
天文台の歴史、世界各地の天文台、望遠鏡の仕組み、望遠鏡で見る天体、そして星の話など。

その中で望遠鏡の仕組み。理系のアッシだけど、何故かこの望遠鏡の仕組みは苦手。屈折率とか焦点距離とか、理解できていない部分が多し。今回も理解しようと努めたけど、どうもダメだ〜。

面白かったのは星の話。月が自転していることを知らなかった〜。そして、自転と公転の周期が同じだから、月はいつも同じ面を地球に向けているのだと…。あ〜ん、恥ずかしい〜。でも、月が自転していないって考えること自体がヘンだよね。っていうか、そんなこと考えもしなったよ。

夏休み、満点の星空を見上げに、山でも行きたいなぁ〜。
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2006年08月05日

宇宙物理への道

『宇宙物理への道−宇宙線・ブラックホール・ビックバン−』を読んだよ。タイトルと中身にちょっと差異があるけど。

宇宙物理の話題を織り交ぜながら、筆者の研究の道筋を辿る本。途中のコラムで、科学的な詳しい解説が入っているので、科学的な本でもあるかな。ただ、このコラムが前半はそこここに挿入されていて、本編が読みにくくなっているのも事実。そのせいか、今回の本は勢いつけて読めなかった感じ〜。

例によって引用。
いま、学ぶことと生きることに、距離がありすぎるのではないでしょうか。世のなかのしくみが複雑になって、学ぶことと生きることの関係が見えない。人びとのために学ぶことの意味が実感しにくい、そんな時代になって、学ぶことが「悦楽」としか語られなくなったような気がします。
この引用、阿部先生の「学問と世間」に通じるような気がするなぁ〜。
宇宙物理への道―宇宙線・ブラックホール・ビッグバン (岩波ジュニア新書)
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posted by りすじぃ at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 40自然科学