2006年10月29日

上司につける薬!

『上司につける薬!』を読んだよ。書名のイメージと中身が違いすぎる〜。

書名だけ見ると、部下が上司に対して処方箋を提示し上司の機能を如何に果たしてもらえるかといった内容を想像するけれども、違うよ。じゃ、逆かというとそうでもなくて、副題に「マネジメント入門」とあるように、上司としてのマネジメントの手法を説いた本っていうのが正しいよ。

このタイトルの問題が一番気になっていたので、真っ先に書いてしまったけれども、肝心の中身の話。

アッシなりに、本書で書かれているマネジメントのポイントは、次の3点だと思うよ。

役割としての上司)
管理職って役割としての管理職であって、管理職だから偉いとかいった勘違いはしないほうがよいよね。メンバがあってのマネジメントだし、要はマネジメント能力の高い人がマネジメントすればいいだけの話。

理由の説明)
部下と話をするときは、必ず理由を添えること。やっぱり、訳も分からず指示されるほうが辛いと思うよ。

ビジョンの提示)
折に触れて、自分のビジョンを提示すること。会社の方針も自分なりに咀嚼して、自分の部署でのビジョンにブレイクダウンして提示することなんかは大切だよね。

と、本の内容をアッシ的にまとめてしまったけれども、基本的に同感することが多かったので、☆3つです〜。
上司につける薬!――マネジメント入門 (講談社現代新書)
上司につける薬!――マネジメント入門 (講談社現代新書)高城 幸司

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posted by りすじぃ at 08:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 30社会科学

2006年10月28日

草花のふしぎ世界探検

『草花のふしぎ世界探検』を読んだよ。観察するとはこういうことかぁ〜。

四季それぞれで観察し甲斐のある植物を取り上げて、その特徴と不思議の世界を紹介した本だよ。

春はアズマイチゲ。雑木林の林床にわずか一ヶ月だけの命。でも、そうしなければならない意味が当然あるわけで、それがまさに進化。

そしてマムシグサ。この植物は株が大きくなると雄から雌に変わるらしい。なんという変わり身ぶり。

夏はツリフネソウとキバナアキギリ。トラマルハナバチをたくみに誘導し、花粉を背中に付けさせる。そして、さらに不思議なのは、ひとつの花で雄しべと雌しべの成熟時期に差を付けていること。これも進化か…。

そして夏の草原。いろいろな花が咲いているけど、そこにどんな虫たちがやってくるかを観察。そして、それらの虫たちがなぜその花にやってくるのかを考察する。これもまた楽し。

秋の花。ここでは、虫の活動が弱まるので虫媒花だけではなく、風媒花の観察もあり。これもまた不思議の世界。

あ〜、本の解説じゃなくて、植物の解説になっちまった〜。
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posted by りすじぃ at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 40自然科学

2006年10月24日

日本の歴史を作った森

『日本の歴史を作った森』を読んだよ。筆者・立松和平って結局何者?

木曾のヒノキは法隆寺や伊勢神宮の建築材として使われているらしいよ。そして、定期的に建て直しや修理で必要な材木を提供しているとか。でも、それも実はピンチで、将来的には供給できなくなる予想が立つとか。

江戸時代になると江戸城の改修とか火事のための復旧とかでやっぱり木曾のヒノキが使われたとか。幕府の命令だから逆らう訳にもいかず、尾張藩の苦労も書かれているよ。

そして、実際のヒノキの森。皆伐とか択伐とかそれぞれの時代に創意工夫で管理され、そして伐採や運送の技術も優れたものをもっていたみたいだよ。大木の輸送はまさに土木的な技術が必要だからね。

今の時代、林業っていうとピンと来ないような気がするけど、スケールが大きすぎてピンと来ないんだろうね。だって、1スパンが何十年、または何百年なんだから。
アッシ的にはそういうスケールで物事を考えられるようになりたいけどね。IT産業なんて、ドックイヤーとか言われているけど、時間の単位が違いすぎるよなぁ〜。
日本の歴史を作った森 (ちくまプリマー新書)
日本の歴史を作った森 (ちくまプリマー新書)立松 和平

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star日本の歴史を現在進行形で作っている森

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posted by りすじぃ at 06:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 60産業

2006年10月19日

企業コンプライアンス

『企業コンプライアンス』を読んだよ。ビジネスものは似合わない?

二部構成で、前半は企業不祥事の事例集。ライブドアから三菱自動車、最近では耐震偽装事件まで。それぞれの概要と内在する問題点を客観的に解説しているよ。すでに新聞等で報じられている情報がほとんどだから、ちょっと単調で飽きてしまうかも。

後半はその防止策。内部統制システムの確立なんだけど、ポイントはコンプライアンス体制とリスク管理体制だと筆者。
その確立手法について書かれているんだけれども、方針の決定、取り組みの為の体制の構築、運用体制の整備、運用の監視等がその骨組みだと。これって、セクハラの時も個人情報の時も使った手法じゃないか〜。
そう、結局手法は同じなんだよね。対象とか種類が違うだけ。

とは言っても、結局は自分の職場に照らし合せながら読み進んでしまったアッシ。本を読む時くらい、仕事のことは忘れた〜い。
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starもうしわけないが、つまらなかったな。
star不祥事実例から見た内部統制システムの意義。
star第4章が面白い

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posted by りすじぃ at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 30社会科学

2006年10月15日

科学の目 科学のこころ

『科学の目 科学のこころ』を読んだよ。またもやダーウィン繋がりで長谷川先生の著作。

とは言っても、題名の通りに小難しい話ではなくて、軽く読めるエッセイ風。

この本を読んで、自然界の真実と人間から見た現象とは異なるということを改めて認識したよ。だって、物体は上から下に落ちるわけだし、リンゴの色はどう見ても赤だし。でも、真実は万有引力の法則だったり、リンゴは赤色の電磁波を反射しているだけだったり。真実は違うって分かっているのに、普段の生活ではそんな認識はなく生活しているよね。それがなんとも不思議な感覚だなぁ〜って思ったわけ。このことは、かのデカルトが指摘したことらしいだけど。

それに関連して、引用。
ミミズは私たちとは大いに異なる生活様式を持っているから、私たちとは大いに異なる世界の認識をしているだろう。ミミズの認識する世界を、私たちは実感することはできないだろうが、ミミズの認識も、世界の真実の一部に対応しているはずだ。
そうそう、人間の知らない真実をミミズは知っているのかもしれないなぁ〜。そんなことを考えると、やっぱり科学は面白いね。
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科学の目、科学のこころ (岩波新書)長谷川 真理子

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starちょっと中途半端な気が…
starやっぱり理系

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posted by りすじぃ at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 40自然科学

2006年10月09日

ウェブ進化論

『ウェブ進化論』を読んだよ。『グーグルGoogle』に続く、Web2.0モノ。

『グーグルGoogle』では、グーグルのビジネスモデルが話の中心だったけれども、本書はどちからというと概念とかテクノロジー側の話が多いよ。もちろん、ロングテールの考えとか重複する部分はあるけど。

アッシの「ヤフーとグーグルはどう違うの?あるいは違いがあるのか?」っていう素朴な疑問にも答えてくれていたよ。答えは本書を読んでほしいけど、グーグルは要は場の提供だけなんだろうね。だから、テクノロジー企業だっていえるんだと思うよ。

さて、本書のポイント。システムをネットの「あちら側」と「こちら側」のどちらに作るかという考え方。グーグルはもちろん「あちら側」。そして、不特定多数無限大を信頼するか否かの考え方。この二つの事象を四つの象限で表す。これで整理がついて、すごく分かりやすくなる。そして、グーグルという会社の立場、他社との違いがはっきりと分かったよ。

もうひとつ。グーグルの情報共有の考え方が面白い。5000人の社員が全ての情報を共有するという。そのイメージは「情報自身が淘汰を起こすんですよ。」というある社員の発言。なんとなく分かるような分からないような…。職場で実践してみるか〜。
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ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)梅田 望夫

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star常識を学ぶ
starウェブ進化についての語り口はオプティミズム(楽天主義)を貫いている。
starビジネスの将来の一片を示唆する

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posted by りすじぃ at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 50技術. 工学