2006年12月29日

若者はなぜ3年で辞めるのか?

『若者はなぜ3年で辞めるのか?』を読んだよ。上司から借りました〜。

うちの職場にも若者はいない。いつまでも若手のつもりのアッシ。う〜む、まさに日本の雇用環境の縮図。

若者の代わりに派遣。団塊世代を40代以下が支えている。出世の序列は年功序列でなくなっているけれども、給料ベースでは年功序列は変わらず。

いまだに現場でヒィヒィ言って作業しているけれども、いつになったら開放されるのか。それを若者に押し付けようとしていないか…と反省するアッシ。

ホワイトカラーエグゼンプションなんてのが検討されているけれども、どうもアヤシイ感じ〜。これじゃ、働く人はますます働かなくてはいけなくなるし(且つ、賃金は減る)、働かない人はこれを理由にますます成果を出さなくなるだろうなぁ〜。結局、法律とか政府の方針は経営者側の観点が優先するのかぁ〜。
まぁ、アッシ的にはすでに時間外の適用範囲から外れているけど…。

すまん。今回は本の話はほとんど無し。自分のことしか考えられないアッシ。
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star「若者に負荷を背負わせる社会」が「若者の閉塞感」を産んでいる。
starこの人の本を三冊読んで分かったこと
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posted by りすじぃ at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 30社会科学

2006年12月23日

「まなびや」の行方

『「まなびや」の行方』を読んだよ。阿部謹也シリーズ第13弾。

阿部先生と日高敏隆氏との対談をまとめたものだよ。日高氏の専攻はは動物行動学。だから、どちらかというと理系。(理系、文系を区分するのは間違っていると阿部先生はいうけれど。)
でも、二人の会話はきちんとかみ合い、さらにはシナジー効果で面白い面白い。

そして、「まなびや」への新たな視点。国民からどう思われているか、意識していない「まなびや」の問題。ちょっと長いけど引用。
学問は全部そうなんです。それは日本の国民にとってみると、あまり縁がないわけですから、「勝手にやってれば」ということになる。しかもそれを国民の税金でやっている。アメリカでは、なにかというとすぐに「タックス・ペイヤーの権利」だとか「納税者の資格でもの申す」とかいうでしょう。日本では、タックスペイヤーなんていう言葉は聞いたこと内。どんな学会でも「今日の学会は、タックスペイヤーのお金で開きました、納税者の皆さんのお陰でできました」とは決していいません。
そうなんだよなぁ〜。これ、アッシが常に意識していること。そして、「趣味の学問ではなく、国民を意識した学問であってほしい」と阿部先生は言っているよ。

あ〜、亡くなられたのがなんとも惜しいことか…。
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posted by りすじぃ at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 00総記

2006年12月17日

みんな山が大好きだった

『みんな山が大好きだった』を読んだよ。山に命を懸ける気持ちとは…。

本書は単行本『山男たちの死に方−雪煙の彼方に何があるか』を改題した文庫版。内容はまさにこの単行本のタイトル通り。山に命を懸けた人間の生き様を描いたもの。

それにしても、山に命を懸ける山男たちの気持ち。分からないでもない。平地で普通の生活をするもの人生だけど、それはエキサイトするほどの刺激がない。極限までの体験はない。
一歩先でどうなるか…。その全てが自分に懸かっているなんて、普通の生活じゃありえないよね。この本に登場する山男たちは、皆、自分の力を試しに山に行ったんだと思うよ。そして、山に散っていった。

孤独や山登りなんてかっこ悪いなんて、誰が言った〜。人生そのものが、孤独で自分の命を懸けた山登りそのものなんじゃないかなぁ〜。
みんな山が大好きだった
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star山で死ぬ
star少し独善的すぎるかも知れませんが…
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posted by りすじぃ at 17:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 70芸術. 美術

2006年12月10日

考えるヒト

『考えるヒト』を読んだよ。初めての養老孟司。

『恋するコンピュータ』に引き続き、脳とヒトの行動に関連することがあれこれ書かれた本だよ。

生物は二つの情報系を持っているという。神経系と遺伝子系。脳は神経系。それでも現代生物学というものは、そのほとんどが遺伝子系の研究だという。それだけ、遺伝子系の研究により、これまで物理、化学に理系扱いされていなかった生物学がまともに理系扱いされてきたともいう筆者。そういえば、そうかなぁ〜。アッシは生物は好きだったけど。

そして、情報系としての脳。ここでも、コンピュータが比喩として使われているから、分かりやすいよ。で、引用。
情報系としての脳は、入出力系と見ることができる。この場合、入力とは、知覚あるいは感覚と呼ばれるもので、一般には五感というほうが通りがいいであろう。出力とはもちろん行動だか、それを突き詰めると、筋肉の収縮になる。
いや〜、まさに冷静な分析。こうなると、まさに究極の科学だね。

そして、何故か数学者の登場。現実というものについて、ふつうの人とは違う現実の持ち主がまだいるという。それが数学者。数学者は、「数学的世界は実在する」と言う。普通の人の感覚だと数学は抽象的で実在するなんて考えれらないんだろうけれども、アッシ的にはその意味が分かるような気がするんだけど…。
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posted by りすじぃ at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 40自然科学

2006年12月03日

傷だらけの百名山

『傷だらけの百名山』を読んだよ。アッシの山歩きも傷だらけの恩恵に預かっているのだけれども…。

日本の中部山岳を中心に、山を取り巻くあらゆる問題点を報告したもの。あまり『日本百名山』とは関連がないかも。
その問題点とは…。登山者による自然破壊、スキー場・ゴルフ場の開発、観光道路による観光客の増大、山小屋の問題、そして、山を破壊する開発計画。

そして、どこでも同じような開発計画が必ず持ち上がっているんだよね。これが不思議。これらの計画は地元の反対運動で潰された例が載っているけれども、本当に開発されてしまったら、本当に日本中がスキー場やゴルフ場、山岳道路、ロープウェイになってしまいそう。そして、それらに施設は競争で淘汰されるだろうけれども、後に残るのは無残な姿だけなんだろうね。あ〜、恐ろしや〜。

最後に、アッシの筆者への不満。山小屋では必ず個室に泊まるようだけど、本当のレポートをするつもりならば、大部屋に入って欲しかったなぁ〜。
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posted by りすじぃ at 08:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 50技術. 工学