2007年05月28日

物理学者、ゴミと闘う

『物理学者、ゴミと闘う』を読んだよ。ここでもエントロピーが出てきた〜。

現代の環境問題を物理学的視点から解説した本。視点はユニークだと思うけど、どこかこじつけがましい点も。
とは言え、物理学の法則は一般論から、どんな系にも適用されるはず。地球環境にも当てはまって当然だよね。

で、その地球環境とは…。本書では環境エンジンに例えられているよ。車のエンジンは吸入と廃棄というサイクルだけど、この環境エンジンも同じ。これを、定常開放システムと言っているけれども、このシステムは「取り込んだ物質とエネルギーが、必ず廃棄されなければならない」ものだと筆者。

ここで出てくる廃棄という言葉。雑駁に言うとゴミだよね。ゴミは環境エンジンから廃棄されるけれども、結局、そのゴミを吸収する系があるわけ。それが広大な宇宙だったりすれば、それは即環境問題と言える訳。

さて、エントロピーはどう関係してくるのか?エントロピーの増大は周りの環境に廃棄物を放出することなんだって〜。

あ〜、なんだか分かったような分からなかったような。
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posted by りすじぃ at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 50技術. 工学

2007年05月16日

バカの壁

『バカの壁』を読んだよ。全てが脳の仕業?

アッシ的には脳化社会の意味をいろいろな事例で説明した本と理解したよ。だから、身体との関連の話も出てくるし、欲の話も出てくる。そうそう、脳化社会は身体ということを忘れてしまっている社会。オウム真理教の出現もそこで説明できてしまう。繋がっているんだね。

定冠詞と不定冠詞の違いの説明も面白い。脳でどう処理しているかによって、どちらを使うかが決まる。これには妙に納得したよ。

そして、アッシがアッと思ったフレーズがこれ。
知るということは、自分がガラッと変わることです。したがって、世界がまったく変わってしまう。見え方が変わってしまう。それが昨日までと殆ど同じ世界でも。
これって、阿部謹也氏の著作でも書かれていたものと同じ内容。確か、
分かったということはどういうことか。それによって自分が変わること。
っていう意味のことだったと思う。

そうなんだよなぁ〜。知り得たことによって、自分がどう変わり、行動するかなんだよなぁ〜。
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posted by りすじぃ at 06:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 90文学

2007年05月12日

脳と仮想

『脳と仮想』を読んだよ。哲学書?思想書?あるいは評論書?

筆者が言っていることは分かる。イメージも沸く。ただ、本全体として、「じゃ、結局何だったんだ?」というとよく分からない…。アッシには難しい。

キーワードはクオリア。質感という数量化できない感覚を言うんだけれども、数量化できない故に科学的に解き明かすことができない。これを学問の対象としたらどうなるか。本書の論点の出発がこれ。

そして、脳内現象たる仮想。仮想はスゴイってことはよく分かる。だって、たった1リットルほどの脳だけで、さまざまな仮想が構築できるのだから。そして、その量たるや、現実をはるかに凌ぐ量が生成される。
さらにスゴイのは人がそれぞれで仮想を生成していること。例えば、会議という現実はひとつだけど、参加者がそこで仮想することはまた様々。会議に関係あることもないことも。

では、現実とは何か。現実だって、なんだか分かりっこしない。一人ひとりの脳が判断しているわけだから、人それぞれで現実が違ってきて当然だ。

最後に引用。
しかし、私たちの心の中に浮かぶ仮想には、どうやら限界がない。仮想の世界の中で、私たちはそれをまともに見れば立ちくらみするほどの無限と向き合っている。
人間てスゴイなぁ〜。
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posted by りすじぃ at 07:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 40自然科学

2007年05月06日

ミジンコはすごい!

『ミジンコはすごい!』を読んだよ。ミジンコになりたい〜。

ミジンコの正体から、ミジンコを取り巻く他の生物たち、そしてその環境を紹介しながら、最終的には生物の生態系や地球環境まで分かりやすく解説しているよ。

まずは、ミジンコの正体。頭を尖らせるミジンコがいたり、体の色は通常は透明だけど、赤や緑に変化したりとその時々で体を変化させているよ。これは捕食者に食べられにくくする工夫のひとつ。
さらに、昼と夜では、生息する深さを変えるとか、耐久卵を作って子孫を残すとか、ありとあらゆる策を講じているよ。

そして、生態系。湖沼の水質汚濁は植物プランクトンの増大が原因。だから、ダフニアなどの植物プランクトンを食べるミジンコを増やせばよい。だから、ミジンコを食べる魚は排除しなければならない。例えば、ワカサギなど。その為に、ブラックバスなどの魚食魚が必要になる。ブラックバスは悪玉のような世論はあるけれども、生態系的にはそうでもないことが分かるよ。白樺湖における筆者の実験では、魚食魚にニジマスを使っているんだけれども。

最後は地球環境。要は生態系は地球規模で起きている事象だということ。それは地球の歴史が明確に示しているよね。

さて、冒頭のアッシの願い。ミジンコは通常は女子だけで産卵し、どんどん繁殖する。男子が必要なのは耐久卵が必要な時だけ。ミジンコの男子は気楽だなぁ〜。
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posted by りすじぃ at 07:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 40自然科学