脳科学者の立場から学習とは何か、勉強はどうするとよいかを考えるよ。とは言っても、要はドーパミンをいかに大量に効率よく出すか…といういつも茂木さん理論に行き着くよ。
そして、脳を喜ばせる手法の数々を紹介する。
ひとつは「没我」。この「没我」の境地に達していないと、向上することはない…と。これは自分と仕事を一体化すること。それでも本人はシンプルに仕事を楽しんでいる状態…であると。
そう、仕事でも勉強でも、集中するとあっと言う間に時間が経つけど、終わってみるとかなりの成果を上げていたりするよね。
勉強法については、『鶴の恩返し』勉強法。これは以前にNHKの番組「プロフェッショナル仕事の流儀」の茂木健一郎特集で紹介していたもの。まさに全身を使って覚える手法だよ。
記憶についての考察も。「歴史を忘れる者は、それを繰り返す羽目になる」という格言を紹介し、
歴史を知ること、過去を知ることで未来を予測することができます。逆にいうと、過去のことを知らないと、未来のことを予測し、想像することができません。と、過去を忘れず、そこから学び続けることが脳を喜ばせるよい刺激になると説く。
「気づき」の重要性も。人生を変えるような学びの機会は、突如訪れたように思う…と。ふとしたきっかけが「気づき」の機会になることがあるよね。これを「一回性」というらしいんだけど、
脳には、いつ、どこで訪れるか分からない一回性の体験を、大切に刻印し整理していく働きが備わっています。この機能こそが僕たちの人生を豊かにつくっています。…と。そう、一度気が付くとそれがあっという間に身に付いてしまうっていうことがあるよね。実際、アッシにもそういう経験があるし。脳科学的にはミラーニューロンの話に繋がるわけ。
「遇有性」も脳を喜ばす。contingencyはsecure(予想できること)とchallenging(新しいこと)が、うまく混ざっている状態。まさに、この不確実さが脳を喜ばすというわけ。
ここまでは、すでに茂木さんが言っていた言葉でアッシも知っているもの。最後に、新しい言葉が出てくるよ。それが「知のオープンエンド」。
学習はどんなに学んでも必ず次があって、青天井。限界がない…ということ。これを脳科学では「オープンエンド」と云うと。
僕は、学習の本質とは、この「知のオープンエンド性の楽しさを知ることだ」と考えています。と、茂木さん。
そう、夢中になる楽しさは脳を喜ばすよね。
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